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あいやばばライフ


北国初心者・家事初心者の日々・喜怒哀楽を・・・。
by aiyababa

DIY テーブル・・その2 やすり掛け

ナマステ!


 いよいよ始まりました。 テーブルの製作です。


 最初にしたことは・・・養生。


 傷を付けたら台無しですかんね。 簡易作業台の上に・・・以前バラバラにしたベッドのスポンジカバーを敷きました。 床にもクッションシート。 これもベッド解体品です。



 ・・そこに天板を居間から車庫まで慎重に運び入れる。 天板がけっこう重い。 


 角をぶつけたり出来ないから慎重の上に慎重を期して運ぶが、たかだか10mあるかないかでドアを2つ通り抜けなきゃならない。 ・・途中で一度床に置いて一息入れてから・・・


 車庫の天井も低いんだなぁ・・これが・・・。 


 で、やっと作業台の上に・・。  体力落ちたなぁ・・と、つくづく思った。


 もうこんな重いもの毎回移動は出来ないな・・と確信。 終わりまで車庫の中で組み立てるしかない・・と。


 さて・・最初に取り掛かったのは。天板と脚の耳のところのやすり掛け。


  綺麗に樹皮がそぎ落とされていればいいのだけど、機械で皮を剥いだのか、かなり表面に傷がある。
DIY テーブル・・その2 やすり掛け_d0251572_09443708.jpg

 まずここを傷の最深部まで削り落としていくしかない。 これを手でやってたら何日あっても終わらないので、ベビーグラインダーで削り落とす。 


 幸い深いダメージはないので、せいぜい深い傷でも5mm程度。 全体にえぐられた場所でも1cmくらい。



 でも・・・この削り落しは大した作業ではなくて、120#程度のやすりを付けて回せばたとえナラ材でも難無く削れてしまう。
DIY テーブル・・その2 やすり掛け_d0251572_09451399.jpg

 これで、まず荒削りを行って・・・
DIY テーブル・・その2 やすり掛け_d0251572_09445715.jpg

 さらに、240#、 320#、400#のべビーグラインダー専用やすりで出来た線を消しながら磨きをかけていく。
DIY テーブル・・その2 やすり掛け_d0251572_09451867.jpg

 これは320#。

 400#までベビーサンダーで掛けて、更に400#の紙やすり、600#、800#の紙やすりを掛けていく。


 問題は・・・この時出来た年輪の木目がくせもの。 



  ささくれ・・毛羽立ちが深刻なのだ。 


    たとえ800#のサンドペーパーを掛けても・・・駄目なのだ・・・。


     手のひらとか手の甲とかでさすってもつるつるで何も言うことは無いのだが・・・


      だったら、それでいいじゃないか・・となるところなんだけど・・・


    これが軍手で触ると・・引っ掛かるんですよ。 カサカサって音もして、小さい・・・ほんとに小さいササクレというか、毛羽が・・。 0.1mmも無いような細~~~い毛羽が立つんです。 直接皮膚で触っても引っ掛かりはしないんだけどねぇ・・。 頬をすりすりしたって気持ちいい感触しかないんだけど・・・気になる。
 

  拡大写真で見ると・・たとえば・・まるを付けた部分です。
DIY テーブル・・その2 やすり掛け_d0251572_09453720.jpg

 これは紙やすりを掛けてから、軍手で逆撫でしたあとです。


   Fじーに電話すると・・・「あ~~そこはねぇ。 耳の近くは木が若いから木の密度も中心部と違って柔いんだよね・・。」と。 年輪の層もやや粗くなってササクレや毛羽が出来易いのではないか・・というわけです。

 天板の上下の平滑な部分はその点何も問題ないのです。 800#まで掛けるとツルツルで、軍手で触っても引っ掛かりはない。


 天板の耳部分は服が接触する部分だし、脚にしてもストッキングが当たるかもしれない。 


 一番危惧するところは、そーゆー繊維で引っ掛かってササクレて大きくめくれることがあるかもしれない。


 で、何かいい方法はあるのかないのか・・・気にすべき問題ではないのか否か・・



  ちょっとテストです。 


 何せ、今まで家具に使うような硬い木など扱ったことが無く、ほとんどはやわらかい針葉樹ばかりでしたし・・勝手がわからない。 


 家具職人にしたら・・「・・一体何を気にしてるの??」ってことになるかと思うのですが・・・


 今回のテーブル製作はレベル3までやっと腕を上げた主人公がレベル10を相手に戦うみたいなものですから、技もさることながら、アイテムも満足なものを持たずに挑むという無謀ともいえる行為なわけです。


 で、ささくれや毛羽立ちを防ぐには・・ってんで、2通りやってみました。


 一つは・・・ニスを塗る。 これは一番無難な方法かと思うのです。 要するに隙間に塗料を染み込ませて固めてしまうわけです。 で、あとからもう一度サンドペーパー掛けをする。 ただし、当然ながらもともとの地肌以上には掛けない。 仕上げは800#のサンドペーパー。

 二つ目は800#まで掛けたらそのあと天然ワックスを塗り込む。


 で、実験?がこちらの写真。 まずは一つ目から


 始めは濃いオイルステインを塗る。 やすり掛けをした時にどこまで掛けたか判りやすいようにと、ただの目安です。 これがうまく行っても塗りませんが・・。 で、乾いてからニス。 今回はオイルステインだったので油性ニスの方を塗りました。
DIY テーブル・・その2 やすり掛け_d0251572_09480153.jpg

 
 で、また、400#から600,800と番数を上げて、表面のニスを多少地肌が出るまでやすりを掛けて・・落としました。
DIY テーブル・・その2 やすり掛け_d0251572_09480400.jpg

 毛羽立ちがあった上の写真の○で囲んだものと同じ場所の写真です。 毛羽立ちは見られません。


 もうひとつ、天然ワックスで擦り込むっていうほうがこちら。
DIY テーブル・・その2 やすり掛け_d0251572_09480782.jpg

 写真はどちらも軍手で逆撫でしてから撮ったものですが・・・引っ掛かりの音もほとんどなく・・


  結果はどちらもOK。
DIY テーブル・・その2 やすり掛け_d0251572_09481195.jpg

 若干茶色が濃く出ているところが天然ワックスを擦り込んだ場所。 

 ただ、肌触りは800#で止めたニス塗りのものより、天然ワックスのほうが数段滑らかに感じました。

 とりあえず、この結果から・・800#まで掛けたあとにワックスを丹念に擦り込めば・・毛羽立ちは抑えられるということは判って・・ホッとしました。 天板はニス塗りじゃなく最初から天然ワックスを掛けるということにしてましたので、この方法でやって問題が無いのを確認できてちょっとばかりテンションというか士気も上がりました。
 

 
 性格から、こーゆーことを事前にやっておかないとってのがありまして、未知の世界に足を踏み入れる時は海外でも似たようなことやってますね。 見た目一緒のリョービと日立っていう電動工具・・200%中国製の贋作でシールが違うだけで信頼性はゼロ。 3カ月持ってくれたら御の字とかなので耐用年数じゃなくて耐用日数を店の担当者に聞いたり・・。 帰ってくる答えが、う~~ん供給電圧次第とか・・修理すれば2年は使える・・・なんじゃそれ?・・だったり、19/21のスパナが微妙に20/22だったり・・。 適正工具って何だ?ってのを根底から見直さないといい仕事が出来なくて、まずは道具選びから慎重に行わないと、お客さんに出すときに既にボルトが舐めてるなんてことも・・。


 ま、こーゆーことを事前に確かめておけばあとは安心して出来ますんで、とりあえず、部材を600#まで掛けてからおもむろに部材を切り刻み、組み立てて行こうかと思ってます。


 本格的な部材の切り出しは来週からになりますが、それまでは粉まみれになりながら・・


     やすり掛け・・です。   腹筋と腕の筋肉・・鍛えます。



 でわでわ また



 
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by aiyababa | 2015-04-11 11:11 | じぶんち | Comments(2)
Commented by kii@野迫川 at 2015-04-15 17:38 x
ご無沙汰しました。
少し手張る仕事を抱えていたもので、落ち着いて拝見できずでした。

カミさんが「素敵だわ、いいなぁ、欲しいなぁ」と絶賛していた引き出し付き小棚、いい出来栄えですね!
天端のラインもすっきりと揃っていて素晴らしいです。
ベアリング台車はいいアイデアですね。
いつか使わせていただくかも。。。

今度はテーブルですか。
どんなものが出来上がるのか興味津々で楽しみにしています。
私も長テーブル用の板を一枚抱えているので、勉強させてください。
Commented by aiyababa at 2015-04-15 23:34
kiiさんこんばんは。

kiiさんに褒めていただけるとは光栄です。
細部は納得のいかない個所もままあるのですが、表見だけは満足いってます。
木工と言っても引き出し付きの小箱を作るのは棚とか小屋とかとはまた違って神経使いますね。
ベアリング台車は別な目的でだいぶ以前に買ったものでしたが、使わずにいて今回日の目を見ました。
小回りが利くので、キャスターよりもこの場合はなかなか使い勝手がいいですね。

テーブルはまた別な意味・・手ごわすぎます。 組み立てそのものはシンプルなんですけど・・仕上げの精度が・・。
更に買った天板が脚を付ける前にもう若干反りが入ってしまってて・・・ほんの少~~しなんですけど・・自動カンナもないし、どう対処するか決めかねています・・・。 無視できる程度っていえばそれまでなんですが・・・。
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